JUnitでテスト結果をどうにかする方法

上司に「テスト自動化したいです.」って世間話的にしたら,好きにやっていいよとOKがでた.

しかしながら,ソフトウェア開発においてどうしても排除できない「テスト結果のエビデンス」をどうするか考えなければいけない.

ちらっと聞いた話だと,Antで出力できるらしい.噂通り,Antで出力する方法しかないのか,別の方法を取れるのか調べてみた.

 

①Antで出力する方法

HTMLへの出力ができるらしい(結局やめた,理由は後述)

blog.yoslab.com

 

すごく良い方法だと思ったけど,いちいちAntビルドするのがめんどくさい.

build.xmlとかを書かなくちゃいけないのがお手軽さに欠ける気がする.

 

きっちり宣言しますけど,すごくいい方法です.私がめんどくさがり屋なだけです.

 

EclipseJUnitタブから出力

f:id:Reve1811:20180722233454p:plain

赤枠の部分をクリックするとメニューが出るので「エクスポート」をクリックする.

そうすると,xmlファイルがでる.

こいつを加工すれば,すごーくフレキシブルに結果を出力できる気がした.

 

出力結果を眺めた感じ,テストの成否はきっちり出力できそう.

でも,テスト仕様書を別に準備しなければいけない気がする.JavaDocとかでサボれないものだろうか・・・.

 

③すべてまとめて何とかする(検証中)

①にもあったけど,JUnitReportExってのを使うと,結果レポートにJavaDocのコメントが付くらしい.ならば,そいつを加工するスクリプトでも書けば,めんどくさいことが省略できそう.もちろん,Antビルド用のbuild.xmlを書く作業はありそうだけれども.

参考になりそうなページはこちら.

yonsama--blog.blogspot.com

 

④現在(2018/7/22)の結論

全てをバラ色にしてくれる解決方法は存在しません.

調べきれていない感が盛大にあります.しばらく時間をかけて調べるつもりです.

 

ここまでに調べた感じ,結局のところ

エビデンス出力

・テスト仕様書出力

build.xml編集

こいつらに対する総合労力を最小化する方法を見つければいいと思った.

エビデンス出力は,どんな方法を使ってもできそう.テスト仕様書出力は,JavaDocを挟めば何とかなりそう.問題は,最後の「build.xml編集」かなと思う.開発するうえで,テストクラスが1つとは限らない.そうなると,テストクラスの追加を行うごとに,build.xmlを編集しなきゃいけない.そのうち,build.xmlが巨大化して,管理できなくなりそう.

ぜんぜーん調べきれていないので怪しいけれども,②番のやり方で,JavaDocまでついでに出力できれば一番幸せかも.出力は手動かもしれないけど,テストクラス個別の対応が楽そう.

ただし,③のやり方を実験していないので,次回に検証するのは③からです.

 

単にbuild.xmlが嫌いなだけじゃないんですかね...

 

追記1 (2018/7/30)

休日遊んだため,作業は一切進んでいません.

しかしながら,こんなサイトを見つけた.

UT5DocLet – 単体試験項目表をJUnit/Ant/Javadocで作ろう:おじどうくんUT5

ツール前提だけれども.

 

こっちも良さそう(むしろこっちの方がいい?)

stackoverflow.com

 

いずれにせよ,目的に近づける気がする.

 

あと,平日もこの手の作業をしないとダメですね.

むしろ,平日のほうが時間のやりくりがやりやすい気がする・・・.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Emacsの環境構築(2)

Emacsの環境構築その2

今回はpackage.elを使ってインストールするべきライブラリと,package.elではインストールできないライブラリの導入手順をまとめる

 

1.package.elで導入できるもの

1-1. undo-tree

M-x package-install RET undo-tree

とやるだけでOK.もちろんinit.elに追記は必要.

 

1-2.auto-complete

こちらも

M-x package-install RET undo-tree

と打つだけでOK.init.elは適当に追記.ぐぐればすぐ出る.

 

1-3. elscreen

こいつも

M-x package-install RET elscreen

でOK.いい時代です.

昔は何かしらのパッケージと依存関係にあったらしいですが,いまは独立しているみたいです.

 

2.package.elでは導入できないもの

2-1. howm

まず,howmのwebページからhowmをダウンロード

 http://howm.osdn.jp/index-j.html

 

こいつを解凍して,lisp

 ~\.emacs.d\elisp\hown

ここに保存する.あとはinit.elを追加してお終い.

 

とりあえずこれくらい?

本当は設定ファイルをどこかにアップロードしたいけど,はてなブログではそういうことできないらしい.不便.有料版ならOKみたいですけどね.

Emacsの環境構築(1)

結構前(4年ぐらい前?)からEmacsを使っている.

かなり便利で,日ごろのメモからプログラムの作成(ものによっては開発環境を使うけれども)まで,幅広く依存している.

 

しかしながら,当時の設定をそのまま使っており,若干時代遅れになっている気がする.

そこで,面白半分にEmacs25.2を入れて,ついでに機能等々の設定を見直すことにした.

 

Emacsは日本語IME入力が若干弱い(?)らしいので,パッチが当たったものを利用する必要がある.

どうやら

① NTEmacs / Emacs for Windows

② https://github.com/chuntaro/NTEmacs64

上記2つのパッチ済みEmacsがあるようだ.

しかしながら,前者だと,変換が未確定の時にnewline系のコマンドを使うと「C-未確定の一文字」として動作してしまう.

後者の方だと,この問題は起きないので,今回はこちらを利用することとした.

細かい設定とかはまた今度.

組織って難しい

 今の職場に移って2か月が経過した.いまは「グループでプロジェクトを進める」外部研修に参加している.私が所属するグループは,鋭い意見を発する人が多く,議論が盛んにおこなわれる.

 しかしながら,作業の進行具合がよくない.私たちの班が提出物を完成させる頃には,別の班では次の作業が半分ぐらい終わっている.ノルマはクリアしているので,こういった比較はしなくてもいいのかもしれないが,別の班で出来ていることが,自分たちではできないと,若干のフラストレーションを感じてしまう.

 原因は分かっている.議論に時間を割きすぎていることだ.全員の意見をひとまとめにしようとして,何もかもを一から議論し,決定していく.誰かがたたき台を作って,そのたたき台の抱える問題点を議論すればよい気もするのだが,輪が班ではそうはいかない.しかも,ステークパーソンにあたる人物数名の意見が割れている.明確なビジョンがあるのだろうが,お互いの意見を尊重しようとしない.その方々が延々と討論をしているおかげで,話が全く進まない.

 私はこれまで,トップダウン型の組織にしか所属してこなかった.今回,多頭型の組織に所属してみて,その大変さが分かった.かなり楽してきたんだなと感じている.正直に言って,こんな方式の組織とか有り得ない.少なくとも,何から何まで一から議論しようとする組織には所属していられない.現時点では,「ただの研修なので,反面教師にするだけ」と思っている.あと数十日,大いに勉強させていただこう.

賃貸反省会

 2年前に借りた部屋を,近々退去する.退去にあたって問題になったことと,どうすれば回避できたか,反省したいと思う.

 借りたのは2DKの部屋.ひとりぐらしなので過剰かもしれないが,パソコン(デスクトップ+モニタ2枚)やロードバイクの置き場を確保するために,この規模を借りる必要があった.家賃は4万円台の半ばであり,職場まで自転車で15分.都心まで1.5時間ほどかかるが,普段利用しないので問題ない.敷金礼金0円のいい物件だと思った.物件や立地条件についての感想は,今も変わっていない.こんな記事をネットに公開するほど苛立っているのは,不動産屋がゴミかつ,自分の知識不足により,嫌な思いをしているからである.

 先日,退去費用の見積もりを出されたときに,クリーニング代(3万円台後半)+その他に4万,合計で8万弱かかると言われた.ウェブ魚拓でも採っていればよかったが,使った不動産屋のHPには,当時,「退去費用:クリーニング代(3万)」と書いていたはずである.そもそもクリーニング代が食い違っているのだが,この際「記憶違い」だとしたもいい.それでも,内見の際や部屋止めを申し込んだときに,「その他」の費用が発生するとは言われていなかった.その費用が発生すると知ったのは,入居初日に鍵を受け取りに行った時だったと記憶している.引っ越し業者がもう来てるし,「クリーニング関係の事前契約を結ばなければ部屋を貸せない」とか言われて,仕方なく契約してしまった.もし,このことを知っていれば,そんなムダ金(どうせ業者と癒着しているだろうから,適正価格ではない)が発生する物件なんて借りるわけがない.騙されたと思っている.「契約の自由だから」と言われればそうなのかもしれないが,圧倒的に不利な状況で契約を迫るのは,道義的にどうなんだろうかと思う.

 消費者側が意識しないであろう部分で,ぼったくらないと儲けが出ない業界なのだろう.もしくは地域的な問題(田舎なので)かもしれない.今後,法律や条例で制限(例えば,申し込み時に退去費用の契約もまとめてしなければいけない,とか)が加えられることを期待する.

 しかしながら,現状,そんな便利なシステムはないので,自分自身で対策を取るしかない.とはいいつつも,我々にできるのは,しつこく退去費用がいくらかかるのか聞くことぐらいだ.また,契約内容をじっくりと精査する時間を確保することも挙げられる.具体的には,契約書にサインする前に,内容を読み,理解すること.そして,不服であれば,最悪契約を放棄して,次の物件探しを行えるぐらいの時間的余裕を設けることである.

 退去した後,私は新しく契約した賃貸に住む.こりないですね(笑).今回の反省を踏まえて,契約内容に疑問があれば,ねちねちと細かく質問をして,正確な定義をお教えいただいた.そのおかげで,いろいろと納得して契約できた.次こそは,うまくいきたいと思う.ちなみに,今回の物件では,ひと月分の敷金を納めており,退去時にクリーニング代が,敷金から差っ引かれる.もしそれ以上の費用が発生した場合は,「相談のうえで」支払い額を決めるという契約だった.入居当日に不利な契約を押し付けてきたゴミ業者と違って,非常にしっかりしている.世の中には,まともな不動産屋さんもあります.細かい確認をして,ちゃんと答えてくれるところを探しましょう.

 

 こんな場末の日記を見に来る方はいらっしゃらないかもしれませんが,どなたかの参考になればと思っております.

 営業妨害になるかもしれないので具体的な社名は伏せていますが,千葉県内の不動産屋は気を付けましょう.とくに駅周辺かつ表通りに店を構えているところ.儲かるにはわけがあります.