JUnitでテスト結果をどうにかする方法
上司に「テスト自動化したいです.」って世間話的にしたら,好きにやっていいよとOKがでた.
しかしながら,ソフトウェア開発においてどうしても排除できない「テスト結果のエビデンス」をどうするか考えなければいけない.
ちらっと聞いた話だと,Antで出力できるらしい.噂通り,Antで出力する方法しかないのか,別の方法を取れるのか調べてみた.
①Antで出力する方法
HTMLへの出力ができるらしい(結局やめた,理由は後述)
すごく良い方法だと思ったけど,いちいちAntビルドするのがめんどくさい.
build.xmlとかを書かなくちゃいけないのがお手軽さに欠ける気がする.
きっちり宣言しますけど,すごくいい方法です.私がめんどくさがり屋なだけです.
赤枠の部分をクリックするとメニューが出るので「エクスポート」をクリックする.
そうすると,xmlファイルがでる.
こいつを加工すれば,すごーくフレキシブルに結果を出力できる気がした.
出力結果を眺めた感じ,テストの成否はきっちり出力できそう.
でも,テスト仕様書を別に準備しなければいけない気がする.JavaDocとかでサボれないものだろうか・・・.
③すべてまとめて何とかする(検証中)
①にもあったけど,JUnitReportExってのを使うと,結果レポートにJavaDocのコメントが付くらしい.ならば,そいつを加工するスクリプトでも書けば,めんどくさいことが省略できそう.もちろん,Antビルド用のbuild.xmlを書く作業はありそうだけれども.
参考になりそうなページはこちら.
④現在(2018/7/22)の結論
全てをバラ色にしてくれる解決方法は存在しません.
調べきれていない感が盛大にあります.しばらく時間をかけて調べるつもりです.
ここまでに調べた感じ,結局のところ
・エビデンス出力
・テスト仕様書出力
・build.xml編集
こいつらに対する総合労力を最小化する方法を見つければいいと思った.
エビデンス出力は,どんな方法を使ってもできそう.テスト仕様書出力は,JavaDocを挟めば何とかなりそう.問題は,最後の「build.xml編集」かなと思う.開発するうえで,テストクラスが1つとは限らない.そうなると,テストクラスの追加を行うごとに,build.xmlを編集しなきゃいけない.そのうち,build.xmlが巨大化して,管理できなくなりそう.
ぜんぜーん調べきれていないので怪しいけれども,②番のやり方で,JavaDocまでついでに出力できれば一番幸せかも.出力は手動かもしれないけど,テストクラス個別の対応が楽そう.
ただし,③のやり方を実験していないので,次回に検証するのは③からです.
単にbuild.xmlが嫌いなだけじゃないんですかね...
追記1 (2018/7/30)
休日遊んだため,作業は一切進んでいません.
しかしながら,こんなサイトを見つけた.
UT5DocLet – 単体試験項目表をJUnit/Ant/Javadocで作ろう:おじどうくんUT5
ツール前提だけれども.
こっちも良さそう(むしろこっちの方がいい?)
いずれにせよ,目的に近づける気がする.
あと,平日もこの手の作業をしないとダメですね.
むしろ,平日のほうが時間のやりくりがやりやすい気がする・・・.